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電情日記

新学科に向けて

水津 光司

2016年4月より新学科がスタートします。次年度の新入生は新学科での入学となります。数年間は現学科と新学科が併存した形になります。私自身も大学院生のときに改編を経験しました。大学院博士後期課程に進学した際、当時在籍していた応用物理学専攻が解体となりました。応用物理学専攻は大学院だけの組織で学部を持っておらず、在学生は大学院生のみ、学内の色々な学科や他大から入学してくる体制でした。ある意味、動かしやすい専攻だったのだと思いますが、改編にあたり同専攻に所属していた研究室は、いくつかの他の学科・専攻に分かれて配属されることになりました。私のいた研究室は航空工学科・航空宇宙工学専攻に配属されました。現在千葉工大で進んでいる改編とは異なり、既に存在する学科・専攻への配属であったので、新年度の4月1日からドラスティックに環境が変わりました。D1の私とM2の後輩たちは応用物理学専攻、M1の学生は応用物理で受験し航空宇宙工学専攻に再配属になった学生と航空で受験した学生が半々、今まで学部生の居なかった研究室に航空工学科からの卒研生が配属されました。私が応用物理学専攻の在学生としては最後の学生となり、修了予定の3年後までは応用物理学専攻が存続するとのことでした。3年間は応物としてのイベントと航空としてのイベントが並走しており、恩師をはじめとした先生方は非常にご苦労されただろうと思います。また、新しい学科を作るわけでは無く、既にある学科の中に入って、かなりカルチャーの違う組織に合せていかねばならなかったと思いますので、ご苦労もひとしおであったと思います。私自身は学生の立場だったので研究に専念しておれば良く、改編の苦労は味わいませんでした。違うカルチャーの後輩たちが研究室に入ってきて、むしろ楽しいくらいの気楽なものでした。今回の千葉工大の改編でも同様だと思います。在学生の皆さんは心配せずに、勉強・研究に励んでください。

さて、既に新学科に向けて具体的なアクションが起こっております。7月のオープンキャンパスは新学科での開催となりました。また、先日行われたAO創造入学試験は新学科での募集となりました。私の所属することになる情報通信システム工学科では、少し変わった取り組みを行いました。AO入試の場合はアドミッションポリシーに従っての実施形態となります。情報通信システム工学科では、現状での学力を問うのでは無く、入学後も講義について来ることが出来る、適応力のある人材に来て欲しいと願い、実施内容を検討いたしました。具体的な内容には触れませんが、大学での講義を念頭においた模擬講義を行い、講義内容をノートに取ってもらいました。その後、ノートを見ながら演習問題を解いてもらうことで、講義への適合性や応用力をみることに致しました。模擬講義で扱う内容は、敢えて高校では習わない課題を取り上げることで、進学校や工業高校など、特定の環境化にある受験生に有利にならないよう、かつ、事前対策ができない公平な試験とすることに致しました。流石に入試ですので、受験生たちは皆、非常に真摯に講義に耳を傾け、ノートを書き取っておりました。演習終了後に回収したノートを見るに、皆さん非常に良く書き取っており、大いに感心いたしました。また、演習課題にも高い応用力を示してくれた受験生が少なからずおりました。今回の取り組みが正解であったか否かに関しては、今後数年の取り組みを通しての結果分析や、AO入試にて入学して来た学生さん達が卒業までにどのように育つかを追跡する必要がありますが、合格者達が入学してくれることを願うと共に、入学後が非常に楽しみな結果でありました。実施に携わった一教員としては、新学科の未来に期待が持てる結果であったと思っております。今回志望してくれた受験生達や、今後志望してくれる受験生達にとって良い学科となるよう、体制を作っていきたいと思います。

 

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