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電情日記

アジアとニューヨークの思い出

小原 和博

謹賀新年。昨年夏の本学のニュースで「カンボジア・王立プノンペン大学、ベトナム国家大学ハノイ外国語大学と交流協定を締結しました」とあります。アジアとの結びつきを強化するという動きです。私は今も昔も外国出張というと欧米が多いのですが、15年ほど前にアジアへたびたび出かける機会に恵まれました。今回はそのときの思い出話です。

当時勤務していたNTTとアジア諸国との間でAMF (Asian Multimedia Forum) という国際フォーラムが組織され、その中に多くのプロジェクトができました。私は国際遠隔教育のプロジェクトリーダーとして関わることになりました。今で言うところのe-learningプロジェクトです。我々(NTT研究所と京都大学)が作成したe-learningコンテンツを、インターネットを介してアジア諸国の大学に利用してもらうというものです。AMFの全体会議やe-learningプロジェクトの会議で、シンガポール、フィリピン、タイ、マレーシア、ベトナム、ブルネイといった国々を訪れました。最終的に我々の国際プロジェクトに参加した大学は、フィリピン大学、ハノイ工科大学(ベトナム)、チュラロンコン大学(タイ)、モンクット王工科大学(タイ)、マルチメディア大学(マレーシア)などです。10回近く訪れたアジア出張の最後は、結果的にブルネイとなりました。

ブルネイでのAMF会議は2001年9月11日!に始まりました。エンパイア・ホテルという7つ星ホテル(http://4travel.jp/travelogue/10465931)での初日の会議を終え、同ホテルの部屋に戻りました。テレビでBBC放送を見ると、想像を絶するニューヨークの映像が流れていました。映画にしてはリアルだなと思っていたところ、旅客機がワールドトレードセンター(WTC)に突入したのを目の当たりにして、大変な事が起きていると実感できました。翌朝、NTT研究所から安否確認のFAXが部屋に届きました。ブルネイ到着時に経由したシンガポールのチャンギ空港は、行きは平穏でしたが、帰りは武装兵士が警備するなど騒然としていました。NTTでは社員の安全確保のため海外渡航禁止となり、その後の外国出張はすべてキャンセルとなりました。

それから12年後にニューヨークのグラウンド・ゼロ(WTCがあったところ)を訪れました。以前あったツインタワーの場所には2つのプールが建設され、犠牲者の名前を刻んで慰霊しておりました(http://www.windkaze.com/archives/1009104164.html)。写真はグラウンド・ゼロから見上げたフリーダムタワーです(2013年7月時点。WTCの跡地に建設中)。最終的な名称は1WTCになりました(2014年11月3日開業)。高さはアメリカ独立の年にちなみ1,776フィート=約541メートルで、104階建てです。新年を迎え、あらためて心から世界平和を祈念します。

 

電情日記

ゴルフと私(人間は自分で自分の事を思うほど優秀でもないしバカでもない)

小林 幸雄

私がゴルフを始めたのは30歳になった頃、先輩達に誘われて、ろくに練習もせずいきなりコースに出た。ゴルフなんて!普通4打でホールに入れる(パー)ところを、2打余計にたたいてもスコアは108=(4+2)*18ホール。先輩たちが昨日は110だったとか、100を切るのは難しいと話しているのを聞くと”バカジャネー”と思っていた。実際プレーすると結構難しい。OBをたたけば2打罰、パターしたボールがホールの手前1cmで止まっても1打増える。そんな訳で初スコアは125。100を超えてしまったが、ちょっと練習すれば100なんて軽く切れると思った。

ところがどっこい、ゴルフ歴40年近くにもなる現在、100を切ったのは僅かに数回。今でも120台のスコアを出す、私はチョー下手糞なゴルフプレイヤーなのである。勿論練習場にも通ったし、一時期は月1回のペースでコースに通ったし、ゴルフに真剣に向き合わなかった訳では無い。私はスポーツ音痴なのか?いやそんなはずは無い。組織対抗のバレーボール、バトミントン、ソフトボール大会等では常にメンバーに選ばれているし、スキーやボーリングもできるし、40歳から本格的に始めたテニスの腕前だって、初心者クラスだが大阪地区代表でミズノの全国大会に選ばれたほどの腕前である。何故に私はゴルフが下手なのか!!!

私の考える理由は3つだ。ゴルフは止まっているボールを自分の決めたタイミングで打つのである。打つ直前には力を抜いて振ろうと思っても、それはクラブを振り上げるまでの事。クラブを振り下げる段階になると、遠くに飛ばしてかっこ良いとこを見せようとの思いが無意識で働くためか、メチャクチャ力が入り素振りでは考えられないフォームになるのである。結果ミスショット。返球されたボールを追いかけて、ハアハア言いながら無の境地でボールを打ち返すテニスとは全く異なる。イイカッコシイの性格が滲み込んでいる私には、何千回、何万回とゴルフボールを打っていても、この無意識に入る力を、未だに取り払うことが出来ないのだ。

2つ目の理由は、ゴルフの練習は孤独で忍耐力を要するという事だ。ゴルフの練習は、全て一人で行うものである。テニスなら相手との乱打、野球なら仲間との守備練習等コミュニケーションがある。ゴルフは一人黙々とボールを打つ。機械のように同じ動きの反復練習だ。さみしがり屋で忍耐力が無い私が、練習をし続けられる訳がない

3つ目は、気配りし過ぎてしまう性格にある。ゴルフとは、団体競技ではなく個人競技で自分との闘いと言われている。本当だろうか?ミスショットでボールは林の中へ。他のプレイヤーのボールは皆フェアウエー。私はボールを探しに走って林の中へ。やっとボールが見つかれば、皆は私を待っている。息が上がっているけれど早く打たねば!!当然早打ちのミスショット。ところが、ゴルフが上手い人は違う。ミスショットをしても悠々としている。ボールを見つけてから戦略を練り、素振りをして息を整え、ゆったりとしたフォームでナイスショット。仲間に気配りを忘れない私には信じられない。ゴルフが上手い人って自己中で気配りの無い人達だと何度思ったことかしれない。

”人間は自分で自分の事を思うほど優秀でもないしバカでもない。”誰が言った言葉か知らないが好きな言葉である。

私は自分が思うほどスポーツに優れた人間ではないのでしょう。でも、私は自分が思うほどカッコ悪い人間ではないのだから、これからはイイカッコシイするのは止めよう。私は自分が思うほどこらえ性の無い人間ではないのだから、もちょっとゴルフの練習もしよう。私は自分が思うほど他人に迷惑をかけている訳ではないのだから、もちょっと自分本位に振舞おう。

70歳を前にして、何事にも力を抜いた余生を過ごそうと考えている今日この頃の私です。

電情日記

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