• トップ
  • 教育内容
  • 教員紹介
  • 資格
  • 進路
  • 入試
  • JABEE
  • CITものづくり

電情日記

Small is beautiful.

佐藤 宣夫

現在,半導体エネルギー変換工学分野で活動をしている佐藤です.2回目の登場です.自然エネルギーや省エネルギーの技術に関する研究内容を紹介したい…ところなのですが,過去の電情日記[1]のタイトルと内容(人と人のご縁,それは大変に興味深い人的ネットワークのサイズについて)に触発されまして,以前より,私は「極微世界」を観る分野も研究対象にしているので,この場にて少し紹介させて下さい.

小さなモノを観るためのツールとして「顕微鏡」があります.特に「走査プローブ顕微鏡」は,原子が観察できるまでに至っています.下の2つの画像は,私も開発に携わった顕微鏡で,私自身が観察した画像の一例です.小さな世界の秩序は驚異的であり,美しいですね.(美しい人/美しいことが嫌いな人っていますか?もしいらっしゃったら,価値観を押し付けてすいません.)


CD-ROM表面の様子.

高分子結晶の分子鎖の様子.

有名な経済学の書籍 ”Small is Beautiful (E. F. Schumacher 著)”の中で,”If people do not want to better themselves, they are best left alone.”(自ら変わろうとしない人は,放っておくべきである)という有名な文があります.またフランスの諺では「ロバを水辺まで連れていくことはできるが,ロバに水を飲ませることはできない」等から,そのような論調が大勢を占めつつあります.でも,それを教育現場に持ち込むことは正しいことではないと恩師に教わりました.つまり「水を飲ませることができなくても,水辺には連れて行ってあげることが大事ですよ」と.

最後に,「神は細部に宿る」と云われます.学生さんらの発表スライドを拝見する際,インデントが揃っているか?単位が正しく扱われているか?グラフの横軸,縦軸を意識して表記しているか?など,敢えて細かなところまでをしっかり見て,それらに気を配っていない場合/間違っている場合などは,細かいことまで指摘するようにしています.つまりはスライドの細かな部分まで,プロ意識を持って取り組んでいるのかを見ているつもりであり.そのような小さな心配(こころくば)りの積み重ねが,その人を形成していることに他ならないと信じています.小さなこと/細かなことであっても,サイズに依らずに,どうか拘って下さい.誰かは必ず見ています,少なくともお天道様は.

 

参考日記

[1] 内田 真人, “It’s a small world.”, 電情日記, No. 142, Apr. 23, 2013.

電情日記

「電情入門・研究室紹介」を終えて

小田 昭紀

電気電子情報工学科・電気工学コースの小田です.今回が2回目の執筆になります.第1回目には,専門分野である放電プラズマに関して執筆させていただきました.今回は,先日の5月27日(火)3限に電情1年生を対象に開講されている「電気電子情報入門(通称:電情入門)」にて自分の研究紹介などをさせていただく機会をいただきましたので,そのことについて紹介したいと思います.(今回このような機会をいただきました,菅原先生,内田先生,佐藤先生に厚くお礼を申し上げます.)

そこでは,主に(1)自己紹介(担当科目や専門分野を含む),(2)受講学生への私なりのメッセージ(アドバイス),(3)研究・研究室紹介の3部構成でお話をさせていただきました.(1)に関しては,今であれば,私の名前を検索ワードにGoogle検索すればいろいろわかりますし,(3)に関しては,興味があれば研究室を訪問すればわかります.よって,せっかくの機会でしたので,特に(2)に比重においてお話をしました(割り当てられた時間の半分以上,この内容でした.).

この(2)は,本学に赴任してから3年間で電情の様々な学生さんと触れあう中で「こういったことを考えて(念頭に置いて)いくとより一層いいのになぁ…」と感じたことでして,それこそ私が一番お伝えしたかったことでした.当日は,以下の4項目からなる1枚のスライドにまとめ,その理由をお伝えした上でお話しました.

このスライドの内容で言いたかったことは,要するに「千葉工大・電情に所属して学ぶ4年間(大学院まで言えば6年間)は皆さんの人生においては非常に短い期間ですが,その短い期間を如何に有意義に過ごすかで,今後の人生が決まります.ですので,早いうちにこういったことを考え,もしくは意識して大学生活を少しでも有意義なものにしてください.」ということでした.電情で何を学び,何を得たのかを明確に表現でき,そこにしかるべきマナーも身につけておくと,今後の人生の岐路(近々では就職活動?)にしっかり効いてくるはずです.(逆にそれがないと………言わずもがな,ですね.) ちなみに,この内容は,電情1年生に向けたメッセージ(アドバイス)でしたが,それに限らず,電情の他学年の皆さんにも通ずる内容ですので,もしこの日記をご覧になった学生さんがおりましたら,自問自答してみて,その上で今後の勉学・学生生活に生かしてもらえればと思います.

今回の日記は,他の先生方の日記とは趣を異にする説教臭い内容になってしまいましたので,次回執筆時にはもう少し違う内容で執筆するようにします.

電情日記

卒業後も遊びに来て欲しいものです

今野将

先のゴールデンウィークに休日出勤をしている最中,この電情日記の執筆依頼が来ました.今回のネタはどうしようかと悩んでいましたが,同じ時期に昨年度卒業した学生が遊びに来てくれ,プチOB・OG会を開催しました.また,5月24日に開催された同窓会総会にて評議委員に任命されましたので,今回は同窓会やOB・OG会に関する話をしたいと思います.

本学着任直後に書いた電情日記でも話させていただきましたが,私は千葉工業大学工学部情報工学科(私の在学時は情報科学部ではなく工学部情報工学科でした)の卒業生です.博士課程を終えた後は宮城県の東北大で7年ほど働いていましたが,出身研究室と関係の深い研究機関・研究室での勤務だったのと,同じ研究室出身の先輩が数名教員として勤務していこともあり,たびたび千葉工業大学の出身研究室に打ち合わせなどできていました.そのためか,東北大で働いていた頃は同窓会というものに対してそれほど関心は高くありませんでした.これは,OB・OG会というものに関しても同様でした(事実,私の出身研究室のOB・OG会は私の知る限り1回しか開催されていません).

しかし,母校である千葉工業大学に着任し,自らが研究室を運営するようになると,「卒業生には本学出身であることを誇りに思い,卒業後も同窓会やOB・OG会などの機会を見て遊びに来てくれるように思ってもらいたい」と考えるようになりました.私自身も学内校友会(教職員の同窓会)や同窓会総会などに積極的に関わるようになりましたし,研究室でも毎年必ずOB・OG会を開催するようにしました.おかげさまで,OB・OG会の方は出席率4割弱(不参加でも連絡をくれた人を含めれば6割以上)と,今のところ私が設定していた目標値は超えている状況です.

さて,このような話を現役の学生にすると「別にOB・OGに会っても・・・」という言葉を聞くことがあります.確かに私も学生時代は同様の考えを持っていました.ですが,今の立場になり同窓会などで本学出身者のOB・OGの方々と話していると,やはり考え方が変わってきます.まず,OB・OGの方の多く(特に同窓会活動に積極的な方々)は,母校の発展を希望しています.そのために後輩(可愛い後輩)である現役の学生に対して何かをしてあげたいと思っています.「何か」は例えば就職活動に関する支援であったり,勉学や研究活動の支援であったりです(詳細は同窓会のHPに載っています).また,研究室のOB・OG会では直近の就職活動の様子や注意すべき点などを直接聞くことができます.さらには,これが実は一番重要なのかもしれませんが,人間関係という重要なコネクションを築くことができます.人と人とのつながりは何かしらの関係性からできてきますが,その際に「同じ大学の出身」と言うのは非常に強いつながりになります.本学出身者は驚くほど広い分野で活躍しています.そのつながりを活用しない手はありません.

今年度から同窓会の評議委員になり,現役学生と同窓会のつながりをどうにかしたいと思う事もあり,今回の電情日記は少し趣をかえて同窓会とOB・OG会について書かせていただきました.これを読んだ現役学生(や未来の現役学生)が卒業後に同窓会に積極的に関わってくれる事を望みます.

同窓会の旗

電情日記

2014年5月
« 4月   6月 »
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

このページのトップに戻る