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電情日記

ノーベル・ディナー

脇本 隆之

世界で最も権威ある賞であるノーベル賞は、ダイナマイトを発明したアルフレッド・ノーベルの遺産を基金として、物理学、化学、生理学・医学、文学及び経済学の各分野で顕著な功績があった人に対して送られることは良く知られています。毎年10月に受賞者の発表があり、今年は京都大学の山中伸弥先生がiPS細胞の発見により受賞したことは耳に新しいことと思います。

この授賞式は毎年12月にスウェーデンのストックホルムで行われますが、私もこれに先立ち今年9月にストックホルムへ訪問してきましたのでそのときのお話をしましょう。

ストックホルムは北欧最大の都市で、多くの湖に浮かぶ大小さまざまな島で構成されていて北欧のベニスとも呼ばれています。かつてはサーブやボルボなどの工業製品が国を代表する産業でしたが、現在はわが国でも有名なIKEAなどの北欧家具や、H&Mなど衣料品などのデザイン系製品が産業の主流となっています。写真は、ノーベル賞授賞式の後の晩餐会が開かれるストックホルム市庁舎の青の間です。
(参考URL http://www.youtube.com/watch?v=mtoZKKMSe0o

 

この晩餐会と同じ食事、いわゆる「ノーベル・ディナー」を楽しめるのが、「スタッズヒュース・シェラレン」という市庁舎地下にあるレストランです。しかしながらこのレストランは昨年12月からキッチンの改装工事に入っていて、再オープンしたのは私が入国した3日前のことでした。食事の予約をしたのは言うまでもありませんが、再オープン間もないためこのメニューを味わうことができたのはまだほんの数名でした。

晩餐会で出されるメニューは伝統的に三皿です。2011年メニューの一皿目はロブスタと野菜ピクルスのアーティチョークピューレ添え、二皿目はホロホロ鳥のヴルーテソース、そして最後は飴細工とホワイトチョコムースがのったシナモンケーキのデザートという取り合わせで、それぞれにワインがセレクトされます。もちろんたいへん満足する味でした。料理の写真はもちろん撮りましたがここではテーブルセッティングの写真だけ載せましょう。実際には皆さんの目と舌で確認してください。

2012年の表彰式も来月へと迫りました。今年はどんな料理になるでしょうか。

電情日記

第18回三元多元化合物国際会議

脇田 和樹

今回は第18回三元多元化合物国際会議の話をします。2010年の電情日記ではアゼルバイジャンのバクで行われた第17回の話をしましたが、今回の会議はオーストリアのザルツブルクで開催されました。会場は市内の中心から少しは離れたザルツブルク大学の理系キャンパスであり、大学の規模としてはこじんまりとしていましたが裏庭一面の芝生は鮮やかでした。私は研究室の大学院生4名と参加し、私も含め5件の発表を行いました。学生の発表の様子を写真に示します。今まで国内の学会で発表してきた成果や国際会議直前で大きな前進が得られ、間際まで実験していた結果など様々ですが、全員無事発表を終えることができました。

学生の発表風景

ザルツブルクの町はモーツワルトの生誕の地であり、また音楽の町として有名で会議中も音楽祭の最中でした。しかし、その期間は1月以上のようで、そのためホテルが満員となることはありませんでした。今回のコンファレンス・ディナーのアトラクションも下の写真に示すようにバイオリンとチェロの演奏で、最後にはコンファレンスチェアーのDittrich教授もマンドリンの様な弦楽器も持ち出して演奏しだし、さすがに音楽の町と実感しました。

ザルツブルクのシンボルは旧市街地のすぐ横にある山の上のホーエンザルツブルク城塞です。夜はライトアップされており、至る所から眺めることができ、思わず見とれてしまいます。また、今回の国際会議場である大学の裏庭からも広大な緑の芝生越しに美しい城塞を仰ぐことができました。その城塞には会議終了後の午後、知り合いの先生方や学生とケーブルカーで上り見学しましたが、売り物の城塞からの眺めは残念ながら雨のために曇り気味でした。

今回の旅は学生が多いため、安いシンガポール航空を選び、さらにドイツのミュンヘンに到着し、電車でザルツブルクに入りました。時間はかかりましたが、安いチケットで途中観光できる所もあり、学生にとっては良かったのかもしれません。私は少々疲れましたが。また、ミュンヘン空港で朝の6時に市内行きの電車の切符を自動販売機で購入しようと試みていると、親切なドイツ人が切符の買い方だけでなく、割安のグループ切符の購入の仕方まで教えてくれました。市内までの道中、ザルツブルクまで行くことを話と、更にミュンヘン中央駅からザルツブルクまでのグループ割安切符の買い方まで教わり、経費の節約になりました。帰りも同様の切符で安くミュンヘン空港まで戻ることができ、自慢話ができました。

最後に、次回の開催場所についてですが、私もメンバーである国際諮問委員による会議で議論し、2014年に新潟で開催することとなりました。コンファレンスチェアーは新潟大学の坪井先生ですが、私もプログラムコミッティのチェアーを仰せつかり、次回は忙しい会議となりそうです。

コンファレンス・ディナー         ザルツブルグの旧市街と山の上の城

電情日記

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