• トップ
  • 教育内容
  • 教員紹介
  • 資格
  • 進路
  • 入試
  • JABEE
  • CITものづくり

電情日記

千葉工大教員を卒業します

森田 長吉

私は1991年に赴任して以来21年間千葉工大に教員として勤務しました.今年3月で定年となり退職します.私の田舎は富山県富山市ですが,18才で大阪へ出て阪大修士課程修了後阪大教員となりました.その後千葉工大に移り,あっという間の千葉工大21年でした.この間毎年平均12~13人くらいの学生を卒業研究指導のために研究室に迎えました.数えてみると21年間の合計は265名でした.また,修士課程修了者は多い時で4名,少ないときで0名,合計30名で,博士課程は4名(3名が現在大学教員,1名が企業へ就職)でした.毎年学生とともに切磋琢磨してりっぱな卒業論文,修士論文を仕上げさせるよう奮闘しました.私の専門である移動体通信,マイクロ波,アンテナ関係の研究テーマから卒業研究,修士研究の課題を毎年少しずつ変えながら提示してきました.とくに大学院学生には立派な研究成果が出せるよう心を砕き,その成果を持って一緒に学会発表に出かけるのも大きな楽しみの一つでした.授業は基礎的科目から応用的科目,実験科目を延べで12科目担当してきましたが,授業だけでの学生との接触は非常に薄いものだったように思います.それに比べ,研究室に入ってきた学生にかけたエネルギーは格段に多かったと思います.学生も授業の勉強だけでは大学に入った価値がないと考えるべきでしょう.研究室での課題への取り組みの中で初めて将来の技術者としての基礎能力が磨かれると考えてほしいと思います.研究室配属は3年の後期からですから,低学年ではその時期が来るのを楽しみにしつつ勉学に励んでほしいものです.幸い本学科はどこの大学にも引けを取らない立派な教員が多数在籍しており,またこの4月からは新進気鋭の立派な教員が数人新しく入ってきますので,本学科はますます魅力的な学科として発展していくに違いないと思います.またそれを切に願っています.教員卒業にあたって,お世話になった教員,職員,教えながらも多くを教わり,活気,刺激,楽しみを与えてくれた卒業生,学生の皆さんに深く感謝し,お別れの挨拶とします.なお,電情日記で2009年4月,2010年6月,2011年8月と東京スカイツリーを取り上げてきましたが,今回も写真を載せます.これで最後となりますが....

電情日記

研究発表会

清水 邦康

年度の切り替わりが近づいています。今年度は2月13日に本学大学院 電気電子情報工学専攻の修士論文研究発表会が実施されました。また電気電子情報工学科の各コースでも随時卒業研究発表会が実施され、この原稿が公開される頃までには終了していることになります。今回の電情日記では、このイベントからモチベーションを受けた私の雑感を記そうと思います。

このような発表会では、各研究テーマに関して問題背景から目的、結果、および考察等について、10分から20分程度の限られた時間で聴講者に対して発表することが求められます。ある程度長い期間かけて実施してきた研究内容を短い時間で発表することになるわけですから、資料としてまとめる事や人に伝わるような話し方等の、プレゼンテーション技術が問われます。

プレゼンテーション技術の一つとして例を挙げると、「資料の中に記す文字は文章ではなく、キーワードなどを箇条書き」にし、視覚的な理解しやすさを助長するとともに、「言葉として足りない部分をはっきりとした声を伴って口語的に補足する」ことがあります。その他、1枚のスライドにどのぐらいの時間を費やすのか、(あまり発表に慣れていない場合はよくある事例として)費やす時間が短い場合の1スライドの作り方、効果的な図や表の整理・装飾の仕方、考察の付け方等に、多様な技が存在します。ただし、このような技は定石はあっても、それが必ずしもいつも同じように働かないことに注意すべきでしょう。すなわち、場面や補足する声の強弱、さらにはどのような聴講者を対象にするのかによっても、これらの技の有効性は変わってくると思います。

研究発表会で多くの発表を聞いていると、各人でいろいろな発表があります。私が注目してほしいと考えている点は、他の人の発表の仕方を観察することです。そして、自分がその事を発表する場合には、どのような資料の作り方、もしくは話し方をするのかを考えてほしいと思います。特に発表が慣れていない人は自分の発表だけに気を取られがちですが、ある程度定石を知った上でこのような視点を持てると、プレゼンテーション技術は格段に上達するのではないでしょうか。さらに言えば、電車の吊革広告やテレビの文字スーパー等からも、自分の資料へ応用できるたくさんの技があると思います。

図1 発表会の一風景.

電情日記

2012年3月
« 2月   4月 »
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

このページのトップに戻る