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電情日記

地球環境の改善を目的として

林 喬久

電気電子情報工学科の林です。先ず皆様にお知らせがございます。 この8月21, 22日の両日千葉工業大学津田沼校舎におきまして電気学会主催の“基礎・材料・共通部門大会”が開催されます。ここで環境問題を考え改善する良いきっかけを作るために・・・。他にも分野はたくさん有りますのでぜひ参加してくださることをお願い致します。私も微弱ながら報告する予定となっております。原稿の締め切り日が6/20でしたのでまだ報告の日,時は決定されておりません。


千葉工業大学新1号棟風景

自然を求めて気分爽快

 

突然ですが、森の中例えば自然遺産として登録されている屋久島の縄文杉、白神山地のぶな、知床の自然は、生物の生活する環境条件として最高と考えられ長く続いて来ました。現在は全ての環境に対して大きな変化が起こっています。このような悪いベクトル変化に対して少しでも改善に役立つことができるように、オゾン(O3)とマイナスイオンの基礎特性を調べています。

所で、近年オゾン層の問題が話題となり重要視されています。このオゾン層は紫外線を吸収することにより地球上の生物を守る役目をしていますが、オゾンホールの出現とその濃度が薄くなるなどの現象が現れています。又、オゾン(O3)は酸化力の強い毒性を持つ気体で、殺菌、消臭、脱色、分解浄化など産業界で利用されつつあります。このオゾンは主に放電プラズマ中で生成され、利用後自然分解して酸素(O2)に戻り残留毒性を生じないことから、環境問題の解決に役立つであろう物質として注目されています (オゾンで全て解決するのには無理かも知れませんが)。

ここで重要なことはオゾン(O3)の生成方法です。これは化学反応、紫外光照射、放電などが有り、主流となっているのが無<放電プラズマ方式です。と言ってもこの放電形態は更に異なる方法が研究されています。私の研究室では小型の円筒回転電極型オゾン発生器を製作し高濃度のオゾン(O3)を生成しています。このようなオゾン生成も重要でありますが、特に産業及び環境においては基礎的な放電現象の特性を知ることが必要とされています。この基礎的な放電現象(プラズマ)の中に存在する粒子の1つとしてマイナスイオンが有ります。

産業上重要なガスとして、酸素(O2)、オゾン(O3)、六フッ化イオウ(SF6)を使用、このマイナスイオンの移動速度を大気圧中において測定できることから、これらの電界中における挙動を調べています。

環境改善のための一助となることを考えながら・・・・。

 

円筒回転電極型オゾン発生器高濃度オゾンの生成

 

高気圧O2/O3混合ガス中負イオン移動度測定

O2/O3混合ガス中負イオン移動度特性

電情日記

無線通信 見えない波を操る

中林寛暁

電気電子情報工学科の中林寛暁です。

今年度から学部3年生で開講されている「無線通信工学」という科目を新しく担当することになり講義を行いながら思うこと、また研究室での研究内容などについて書いてみます。

無線通信と言えば携帯電話やテレビ放送などが代表的なものとして挙げられます。この携帯電話、テレビ放送に電波が使われていることは皆さんも当然のようにご存知でしょう。しかし電波は人の目に見えないものです。では電波はどのようなものなのでしょうか?

電波、正確には平面波と呼ばれる電波ですが、電界、磁界の正弦波状の波で構成されています。この波の山と谷が時間の経過とともに進行方向に移動してエネルギーを伝えています。このような電波に音<、画像、文字等の情報を乗せて相手に伝えています。電気に関する現象は人の目に見えないものが多いのですが、このように視覚化すると不思議と興味がわいてきます。

図1 電波の様子

話が多少変わって私の研究室で行っている研究内容の1つにMIMO(Multi-Input Multi-Output)システムという技術があります。MIMOとは送信、受信に複数のアンテナを使い情報伝送するシステムです。周囲環境や電波の使用状況、通信者の必要性に応じて、全ての送信アンテナを用いて情報を伝送し全ての受信アンテナで受信する、個々の送信アンテナから異なる情報を伝送し個々の受信アンテナでそれぞれを受信する、など多様の送受信方法が可能です。限られた資源である無線周波数を効率的に利用できることから最近注目を浴びている無線通信技術であり、この送受信方法について日々学生達と試行錯誤しながら奮闘しています。

図2 MIMOシステム

昨年度は研究室行事として夏季休暇中に本学の研修センターの1つである御宿研修センターにてゼミ合宿を行いました。研究発表ありバーベキューなどありの非常に中身の濃い合宿でしたが、学生達は意義ある合宿にするために普段よりも熱心に準備に励んでいたのが印象的でした。

目に見えない波、電波に多くの人が興味を持ってくれることを願っています。皆さんも一緒に将来の無線通信を築いていきましょう!

図3 ゼミ合宿での研究発表

電情日記

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